2025年2月6日木曜日

【傾聴について】人は自ら育つ事が可能、そして解決するのは自分

 



今、オンライン学習も取り入れて、様々な治療方法について学ばせて頂いております。充実した勉強時間に、時間を忘れてしまっています。

インプットと同時にアウトプットするために、このブログを始めたのですが、アウトプットが追い付かないです(^_^;)

米倉まな先生のご講義の一部をまとめてみました。分かりやすく、そして素敵な先生のお話でした。

【傾聴の重要性】

「耳・目・心」を傾けて相手の話を聴く

傾聴の前提

   人は自ら育つ事が可能:自分の力で成長、解決する力をもっている。

   解決するのは自分自身:成長や悩み、解決の主体は本人自身

例)「普通になりたい」

   ✖「それなら○○した方がいいですよ」アドバイスしようとしない

   「普通とはどういう状態ですか?」

 

ロジャースの3原則(アメリカの心理学者)

1:自己一致:話を聴いて分からない事は聞き返す 

2:共感的解釈:相手の立場になって話を聴く

3:肯定的配慮:善悪、好き嫌いという評価をせず、肯定的な関心を持ちながら話を聴く  

★何に困っているのか?

★どんな自分になりたいのか?

★今、どんな気持ちなのか?

★相手の言葉を繰り返す「悲しかったのですね。嬉しかったのですね。○○なんですね」

★沈黙(鍼灸師なら、治療していられる)

★相手ができる事があれば、明確にする

★やりたくない事(薬を飲みたくない…やらなければいけないけどやれない)・・・なぜやりたくないのか?感情にふれていく

 

以上の事をふまえて、鍼灸治療の際の傾聴を行う

『眠れない』『食欲がない』⇦症状の原因は、様々な体の不調だけでなく、メンタル的な事から発症されていることがある。

❶いつから眠れないのですか?

❷日中眠たくなりますか?

❸思い当たる原因はありますか?➡転職した。(環境によるストレス…で終わらせない)⇦どんな気持ちだったのですか?

❹どうして治療の為の薬を飲みたくないのですか?➡薬に依存して出産に影響するのが怖い⇦結婚したい相手と信頼関係が出来てない。

様々な事が繋がってくる。

傾聴していくうちに、ご本人の感情に触れ、本人自身の気持ちの整理ができる事がある。(コーチングのようなカウンセリング・・・これは私、岡田の感想です。)

〰認知行動療法のようなもの〰自分の感情の整理をするときにも有効

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